【新形式】第211回 TOEICを受けた感想【第212回に向けて・・・】
本日2016年6月26日、第211回TOEIC(R)を受けてきました。
新形式になって初めて受けたので情報を共有できれば&未来の自分への備忘録に書いておきます。
先に言いますが、テストが終わった後、「新形式に対応できず、あまりできなかった」と騒ぐ人がいました。が、そんなの言い訳にならないと私は思います。総じてレベルはそんなに変わらなかった、むしろ無駄(いや、無駄じゃないんだろうけど私が苦手だった)問題形式が減っていてシンプルになった感がありました。それについてはまた別の記事で書きます。
新形式に不安だったら、新形式対応の公式問題集を解いてみてください。ほぼあんな感じです。いったん見ると、こんなもんか~と分かると思います。公式問題集を見る前に具体的にどこが変わったかだけ手っ取り早く知りたい!って人は、下記をパパっと読んでみてください。ざっくりイメージが掴めると思います。あくまで個人的な感想です。
リスニング
Part1の点数をとれる「写真を見て正しく描写している選択肢選べ」という問題が・・・。
10問→6問に減っていました。ちなみに、Totalの問題数は変わらないのでPart2以降の問題数が増えているということです。
Part2は一文を聞いて、返答として最も適切な文章を3択から選びます。従来のテクニックだけで対応するのは危険かも。
Part2は、旧形式においては、基本的に5W1Hを聞きそびれなければ答えが分かるような問題ばかりでした。新形式においても、もちろん5W1Hを抑えるのは基本。でも、それだけだと20問目以降からおそらく対応しずらくなっていきます。有効なのは、文章が聞こえてきたらその場面を頭で想像し、この「流れ」ならなんと返答するのが「自然か」という目線で答えることです。
Part3は会話を聞いて問題用紙に書かれた問いに答えていきます。
旧形式では、2人で交わされる会話を聞いて問題用紙に書かれた問いに答えるというものでした。しかし、新形式では、1問だけ、3人が話す場面がありました。かといって他の問題と比べて難しいわけではないので慌てず丁寧にリスニング問題を聞くことがポイントです。
Part4は説明を聞いて問題用紙に書かれた問に答えていきます。
説明問題で新旧形式で変わった点は表やグラフ等が加わったことです。これも、他の問題と比べて難易度が高い問題というわけではないので、問題用紙の情報を目で追いながら丁寧にリスニングを聞くことで対応できると思います。
長くなりそうなのでリスニングのパートでいったん切ります。
リーディングパートはまた次回!
TOEIC740点前後の人が900点を目指す勉強法
TOEIC800点~900点くらいあると、色々といいことがあります。
さて、いよいよ楽しいところに来ました!740点くらいとれるのなら少しはコミュニケーションをとれるレベルかと思います。人によっては、800点以上とるのは趣味の世界だと言います。でも、800点以上持っていると、いいことがいろいろあります。例えば、
- 勉強を通して、ビジネスで使えるちょっとかっこいい言葉を知れる
- 就職のときや社内でも好評価が得られる 等。
TOEIC740点前後の方に必要なのは、ズバリ、単語です!!
TOEICを解いていて、時間が足りないという方、いませんか。
なぜ時間が足りないか。もしかすると、こんなことを考える時間が1・2分でもありませんか。
「うーん、さっき聞こえてきた言葉、なんていう意味だろう」
「えーっと、この文章問題のこの単語、難しいなぁ。なんていう意味だろう」
こういった思考の小さな積み重ねが、しまいには時間切れに繋がる人が多いです。
では、どのように英単語の勉強するか。
以前も書いたように、TOEICの楽ちんなところは英語を見て(もしくは聞いて)内容が理解できればいいのです。スペルを覚える必要はありません!
①好きな参考書を用意します。
内容のよさそうな参考書を選んでください。
②問題を解いてみて、分からない単語をノートに書きます。
左に英単語、右に日本語訳メモを書きます。時間がないときは問題を解かず単語のみ拾い出します。
③ある程度単語が溜まったら、右側の日本語訳を隠して左の英単語が理解できるかチェックします。
OKだったら色ペンでチェックします。例ではピンクの蛍光ペンを使いました。
④時間を少しだけおいて(例えば一日くらい)、同じことをします。
今回は青色を使いました。こうしていくと、どの単語がまだ定着していないのか一目でわかります。
以上です!ご参考にされてください♪
TOEIC540点前後の人が740点を目指す勉強法
TOEIC540点前後の方に必要なのは、ズバリ文法力!
TOEIC540点前後をとれる人は大体英語検定2級をとれるような実力が既にあると思います。ここまで点数があれば、別に英検準1級のレベルがなくてもTOEICスコアを伸ばせます。
一番効くのは、ズバリ、文法力です!
TOEIC400点前後向けの人の勉強法に書かれた参考書の内容を90%以上定着させるとグンと点数が上がると思います。
本番のときに集中することも大切!!
ちゃんと文法は押さえているのになかなか点数が伸びない方・・・。試験中にちゃんと集中していますか。
これは恥ずかしながら自分の経験則なのですが、睡眠時間が短くてなかなか集中できなかったとき、点数が100点くらい下がってしまったことがありました。自己管理できておらず恥ずかしい限りです。でも、せっかく頑張ったなら本番で実力を発揮できるように万全の態勢で臨みたいものです。
TOEIC400点前後の人が540点を目指す勉強法
TOEIC200点前後の方は、まず英語検定2級をとれるような実力をつけてほしいです。
高校生の教科書もいろいろといいものが出ています。ガッツリ高校の内容を抑えるなら、
- 単語ターゲット1900
- NEXT STAGE(ネクステージ)
- 人によっては、ネクステージの代わりにフォレスト
どれも高校生が大学受験の時に使用することが多い名本ばかりです。
先に言います!!
これらをすべてしようと思うとかなり、かなり根気がいります。頑張りまくって3ヶ月~ほどほどに頑張って(一日1時間くらい?)6ヶ月くらいで勉強プランを立てるのをお勧めします。
時間がない人へオススメの本
もし、ターゲットやネクステージを解く時間はないよ!!という人がいれば、英語検定準2級~2級の教本をオススメします。
勉強するときのコツ
TOEICと英検だけを考えれば、「書く」必要はありません。また、日本語を英語に訳す必要もありません。英語を読んで、もしくは英語を聞いて、内容を理解できればいいのです!!!
よって、書く練習は後回しにしましょう(笑)まずは、英語を見て、その意味がわかるかどうか。私は分かるところにピンクの蛍光ペンで点をつけていきました。2回目その問題を解くときは、黄色の蛍光ペンで点をつける。3回目に同じ問題を解くときは緑の蛍光ペンで点をつける。そうしていくと、どの問題が定着しているかどの問題が分からないところなのかを区別することが出来ます。
TOEIC200点前後の人が400点を目指す勉強法
TOEIC200点前後の方は、まず英語検定3級をとれるような実力をつけてほしいです。
お家に中学生の教科書があれば、New HORIZON(ニューホライゾン)やNEW CROWN(ニュークラウン)を見てみてください。内容を理解するのは問題なさそうですか?
三省堂から、無料で英語の練習問題をダウンロードできるとってもいいサイトが公開されています!自分が何を分かっていて何を分かっていないのか確認するかなりいい資料です。(ワードファイルがダウンロードできます。)
『NEW CROWN』三省堂中学校英語ワークシート|三省堂「英語教科書」
ざっと中学生の教科書の内容(もしくは上記の練習問題)を見てみて、回答するのに問題なさそうでしたら、きっと300点以上はとれるレベルの方だと思います。あとはテストに集中するだけです!!
もし、なにが書いてあるのか全然わからない・・・という方がいましたら、中学校で習ったことをおさらいするか、英検の教本5~3級(本屋で立ち読みしてみて自分のレベルにあったもの)を使用して勉強してみてください。
どのように勉強すればよいか分からない方
- まず、分かるところと分からないところを区別する為、練習問題を解いてみる。
- 間違った個所はノートに書き起こす and 恥ずかしがらずに声に出して読む!(声に出すことでフレーズが定着するし、リスニング対策にもスピーキング対策にもなります!いいこと尽くめ!
- 特に、文法や単語、フレーズを「覚える」!覚えるしかない!
地味~~~~~ですが、これを一日30分間や1時間等自分で時間を決めてコツコツやっていくのがおすすめです。急がば回れです。付け焼刃でない本当の基礎英語力が鍛えられるのでそのあとが楽になります。
ちなみに、旅行やビジネスでコミュニケーションをとれるのはどのレベル?ってたまに聞かれますが・・・
ちなみに、旅行でもビジネスでも、中学生レベル(英語検定3級レベル)の文法と単語を押さえておけば十分コミュニケーションをとれると思っています。
TOEICの点数と英語力の関係
一応、いろいろな情報元を参照してみましたが、この記事は思いっきり主観が入るのでご参考程度によろしくお願いします。
TOEICの○○○点ってどのくらいのレベルか
- 900点以上 英検1級 ビジネスコミュニケーションに読み書きでは問題ないと思われる。口頭のコミュニケーションをとれるかは人による。
- 740点以上 英検準1級 高校生で習うこと(たまに+α)をしっかり押さえているレベル。ビジネスコミュニケーションが可能だと思われる。
- 540点以上 英検2級 高校生で習うことの基礎をしっかり押さえているレベル。旅行等でカタコトでも意思疎通できるくらいだと思われる。
- 400点以上 英検準2級 高校生で習うことの基礎をおおかた抑えているレベル。ちょっと勉強すれば500点をポーンと目指せると思われる。
- 200点以上 英検3級以上 中学生で習うことをおおかた抑えているレベル。文法と単語を頑張れば伸びしろがいっぱいだと思われる。
私のイメージでは、こんな感じです。
いきなりTOEICはちょっと・・・という方にオススメしたいのは英検。
いきなりTOEICを受けるのはちょっと・・・という方がいたら、
私がおすすめするのは英語検定です(略して英検!)。
なぜいいかというと、TOEICは初級者の方も上級者も同じ問題を解かなきゃならないのに対して、英語検定は自分のレベルに合った級を選んで受けることが出来るためです。
初級者の方も入り込みやすく、達成感を実感しやすいため、英検の勉強をある程度して、準2級くらいをとってから(基礎を固めてから)TOEICを受けるのはとてもおすすめです。
私自身が大変お世話になったのは旺文社の英検教本シリーズ。
基本的な文法・語彙・フレーズ・リスニング対策などがすべてカバーされているので総合的な英語力レベルアップを図ることができます。※旺文社のまわしものというわけではないのですが・・・(笑)おすすめです!
英検3級総合対策教本 文部科学省後援 旺文社の「教本」シリーズ。5級から始まり、1級まであります。 |